秋の行楽シーズン ♪たまには梨狩りも楽しい

先日の９月の３連休、これといって予定もなかったので、ふと思い立って梨狩りに行ってきました。梨狩りに行くなんて、学生の頃以来なので２０年ぶりです。

神戸観光なし園

今回行ったのは、神戸市西区にある「神戸観光なし園」です。神戸といっても中心部からはかなり遠く、ひたすら西に行って北上して「神戸市ってけっこう広いなあ〜」としみじみと思える、のどかな場所にあります。

せっかく行くなら、人が少ないうちに美味しいそうな梨を選んで採りたいので、開園時間の９時に到着。他に来ていた家族とほぼ同着の１番乗りです。
受付で入場券を買います。大人１０００円、子供７００円（４歳以上小学生以下）です。時間無制限で食べ放題です。梨を持ち帰る場合は、６００円/Kgで別料金です。食べ放題といっても、入場料分食べるのは到底無理ですが、秋のイベント代ですね。

梨の木は低くて、高さが１６５cmくらいかな。背の高い方なら、かがまないと歩けないですね。梨園の入り口で、ゴザを家族で１枚、使い捨てプラスティック容器とプラスティックナイフを人数分くれます。「えっ、このプラスティックナイフで梨を切るの？」と一抹の不安・・。

なにはともあれ、とりあえず梨を採って食べよう。梨は褐色に色づいているのものが、食べごろで美味しいそうです。子供は早く梨を採りたくて騒いでいますが、お美味しいそうなのをじっくり探します。そんなに量を食べられないので、せめてしっかり選ばないと！

梨を採るときは、ひっぱるのではなくて、梨を横に倒して「ポキっ」と折るようにして採ります。

プラスティックのナイフで梨の皮をむいてみます。むきにくい・・。でも、梨は柔らかいので一応切れますね。ふと、お隣の家族を見てみたら、ナイフとまな板、紙皿まで持参されてました！なるほど、確かにガンガンむいて食べたい場合は、持参した方がよさそうですね。

梨をむいてたら、手が激しくベタベタになります。私は持参したウェットティッシュを使いましたが、量が足りない。タオルを持ってきて水道で濡らして使った方がいいですね。

なんとか梨が切れました。なんかガタガタですが。梨の容器は最初に３つもらったプラ容器の１つです。あとの二つは梨の皮と芯で埋まっています。皮と芯は別々に捨てるようにいわれています。できれば、紙皿が１枚欲しいところですね。

そして梨を食べるときは、このプラナイフに突き刺して食べるか、手で食べるかどちらかです。つま楊枝も欲しいかなあ。
一つの梨の中でも、よく熟れている部分が甘くて、熟れ切っていない部分は少し味が薄いですね。美味しい梨を食べるためには、全体がよく熟れている梨を選ぶことが重要です。小さめでもよく熟れている梨が美味しいですよ。

ひたすら梨をむいて、食べているうちに周りに家族連れが増えてきました。「お弁当持ち込み可」の梨園なので、お弁当持参されている人もいますね。子供達は皮だけむいてもらって、豪快に丸かじりしています。普段できない方法で食べるのも、楽しみの一つですね。

子供は、梨を採るのが楽しくて仕方ない様子。背が届かないので、大人が抱っこしてます。そんなに採っても、食べられないよ〜。

いくつか梨を切っているうちに、プラスティックナイフにも慣れてきました。最後の方は、大分いつもどおりにむけるように。もうお腹いっぱいなので、これをたいらげたら、おしまいです。

結局食べられたのは、私と夫で梨５〜６個、子供が１個ぐらいでした。私は朝食抜きの万全の体制で望んだのですが、梨はほとんど水分とはいえ、そんなには食べられないですね。

１時間ほど滞在して、我が家の梨狩りは終了しました。
お土産にするため、梨を２個採って購入しました。大きめ２個で５５０円です。

梨狩りの感想

あまり食べられなかったとはいえ、「自分で収穫した梨をその場で食べる」というのは、なかなか楽しかったです。特に普段スーパーで並んでいる姿しか見てない子供には、いい経験になりますね。ただ、梨は２〜３個食べたらお腹いっぱいですし、梨の木も低くて圧迫感があるので、長時間いると外に出たくなってきます。１時間くらいがちょうどいいですね。