秋の味覚の定番「さつまいも」。どちらかいうと「おやつ」寄りな食べ物で、甘さがあるので「おかず」にはしにくいですよね。私もお肉と炒めてみたり、サラダにしたりとか「おかず」にするために工夫してみたのですが、いまいち家族に喜ばれず・・。でも、「さつまいもの甘煮」だけは喜んで食べるので、現在のところ唯一「おかず」として食卓に並ぶ一品です。(甘いのでご飯のおともにはなりません、「箸休め」ですね。)
さつまいもの甘煮の作り方
材料
- サツマイモ 300g
- 砂糖 大さじ2半
- みりん 大さじ2半
- 醤油 小さじ2分の1
- 水 適量
いつも味をみながら、適当に調節しながら調味料を入れていますが、計ってみたらこんな感じでした。さつまいもの量に合わせて増減してください。
今日使うさつまいもです。これで300gぐらい。細めのものを使った方が、鍋に入れやすいし、見た目もいいですよ。皮をむくと煮くずれしてしまうので、よく洗って皮のまま使います。
1cm〜1.5cmくらいの輪切りにして、あく抜きのため水につけます。水がにごるので、途中2、3回水をかえて、5分くらいつけてください。あまり長く水にさらしすぎると、さつまいものビタミンが失われてしまいます。
水をさつまいもがかぶるくらいに加えます。
砂糖とみりんを大さじ2半加えます。
隠し味の醤油を小さじ半分くらい加えます。
中火〜弱火で10分〜15分くらい煮ます。さつまいもの大きさや厚みによって時間が変わるので、竹串などで柔らかさをチェックします。さつまいもはゆっくりと火を加えた方が甘くなるので、弱めの火でじっくり煮ましょう。柔らかく煮えたら、そのまま冷まして出来上がりです。冷める過程で味がしみ込むのですが、時間がないときは、鍋ごと水で冷やしています。
出来上がりました。やさしい甘さで食べやすい味です。あまったら、おやつにもなるので多めに作っても大丈夫ですよ。さつまいもの天ぷらが苦手な夫も、甘煮は好きみたいです。
さつまいの保存方法
さつまいもは寒さに弱いので、冷蔵庫にはいれません。1本ずつ新聞紙にくるんで、常温(10℃以上)のところで保存します。さつまいもの大きさにもよりますが、1〜2ヶ月は保存できますよ。
さつまいを食べよう
さつまいもはビタミンCがみかんに匹敵するくらい豊富に含まれています。また、ビタミンCがでんぷん質に包まれているので、加熱しても失われにくいのが特徴的です。繊維質も豊富で腸の活動を活発にしてくれるので、便秘にも効果があります。秋冬の風邪予防で免疫力をアップするためにも、積極的に食べたいですね。