7月21日は海の日ですね。「いつの間にかできていた夏休み前の祝日」というイメージですが、そもそも海の日はなぜできたのか?何をする日なのか?と気になったので、調べてみました。
海の日の由来
海の日は元々は「海の記念日」という記念日でしたが、1996年(平成8年)に国民の祝日「海の日」として7月20日に制定されました。2003年(平成15年)より、ハッピーマンデー制度により7月の第3月曜日に移行しました。 国土交通省によると、「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」だそうです。 たしかに、周囲を海に囲まれた日本にとって、海は身近な存在で様々な恩恵をうけていますね。
海に関するあれこれ
日本で海のない県は?
海のない県は「内陸県」もしくは「海なし県」と呼ばれ、栃木県、群馬県、埼玉県、長野県、山梨県、岐阜県、滋賀県、奈良県の8県です。奈良県では海の日を条例で「山の日 川の日」と定めているそうです。
日本で一番海から離れている場所は?
日本で一番海から遠いところは長野県の佐久市にあるそうで、海から約115キロ離れているそうです。 ちなみに世界で一番海から遠いところは、ユーラシア大陸にある中国の新疆ウイグル自治区のウルムチだそうで、海から2645キロも離れているそうなので、日本はどこでも海まで近いと言えますね。
世界で一番魚を食べる国は?
日本人は世界で4番目に魚を食べているそうです。ちなみに1番はモルディブ、2番はアイスランド、3番はオセアニアのキルバスです。いずれも周囲を海に囲まれた島国です。(海と船なるほど豆辞典参照)
ミス日本海の日がある
ミス日本グランプリには、ミス日本海の日があります。海や魚、港のイベントで活動されているそうです。
山の日もできます
2016年(平成28年)から8月11日が山の日になるそうです。「海の日あるならば、山の日も」ということで、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としているとのこと。富士山が2013年に世界遺産に登録されたことも後押ししたかもしれませんね。今のところ、ハッピーマンデーは適応されず、8月11日固定になるそうです。 海の日も、これからできる山の日も、日本の豊かな自然に感謝し、海や山をより身近に感じる日になるといいですね。