毎日蒸し暑い日が続いていますね。湿度の高い日は「サウナかな」と思うほど汗をかく日もあります。
でも「こんなに汗をかいてたら痩せるだろう」思うのに、なぜか痩せない・・。むしろちょっと太ったかも?
実は夏は冬よりも太りやすいってご存知ですか?夏に太る原因が3つあります。
1.基礎代謝の低下
夏は冬よりも基礎代謝が低くなる
気温が低い冬は、体の体温を維持しないといけないので、体の中をエネルギーを燃やすため基礎代謝が高くなります。一方、夏は気温が高いので、体温を維持するためにエネルギーを燃やす必要がなく、基礎代謝が低くなります。
暑いときに汗をかくのは体の体温調整をするためなので、汗をかくだけでは痩せる効果はあまりありません。
加齢でも基礎代謝が低下
基礎代謝は加齢によっても年々減少していきます。毎年同じくらい食べていても毎年太りやすくなっていきます。
「夏の冷え」でも基礎代謝が低下
冷たい水分のとりすぎや、冷房による体の冷え過ぎなどの「夏の冷え」により、体が冷えている状態が続くと、基礎代謝が低下します。また、基礎代謝が低下すると、水分の代謝も悪くなるので、顔や体のむくみの原因にもなります。
2.炭水化物(糖質)の取りすぎ
そうめんは意外と高カロリー
暑いときは、食事は簡単にすませたくなりますね。一番手軽に食べられるのは、ごはんやパン、麺類などの炭水化物です。特に暑い日はのどごしの良い「そうめん」が食べたくなります。
実はそうめんはごはんよりも高カロリーなんです。
- ごはん1膳(約140グラム) → 235kcal
- そうめん1人前(2束・乾麺100グラム) → 332kcal
そうめんだったら、つるつるっと2、3束くらい軽く食べてしまいますよね。しかもそうめんのときは、おかずはあまり食べないことが多いと思います。炭水化物だけを食べるのは太りやすいうえに、糖質を多量に摂取することで、疲労物質である乳酸が増えて、疲れやすくなってしまいます。
野菜やお肉と一緒に食べる
そうめんを食べるときは、なるべくそうめん単品で食べず、肉や野菜と一緒に食べるようにしましょう。
特にビタミンB1を含む食品(豚肉・納豆など)と一緒に食べると、糖質をエネルギーに変えてくれるので、夏バテ防止にもなります。
ぶっかけそうめんがおすすめ
大皿にそうめんを盛りつけて、各自で取り分ける食べ方だと、ついつい食べ過ぎてしまうので、「ぶっかけそうめん」にするのがおすすめです。豚しゃぶときゅうりをのせた「豚しゃぶそうめん」、トマトをツナとしそをのせた「トマトとツナのそうめん」、納豆好きの方なら、温泉玉子とおくらと納豆をのせた「ねばねばそうめん」などいかかがですか?
冷たい物は甘みを感じにくい
アイスクリームやジュースなどの甘い物には糖分がたっぷり。冷たいので甘みを感じにくく、糖分を取りすぎてしまいます。「アイスクリームやジュースを毎日の習慣にしない」など、糖分を取り過ぎないための注意が必要です。
3.運動不足になりやすい
暑い夏はどうしても運動不足になりやすいです。普段は歩いている距離でも、暑いときはバスや車を使いたくなりますよね。
涼しい時間に歩く
朝や夕方の涼しい時間をねらって、お買い物がてら歩くようにしましょう。
家の中でできる運動をする
ストレッチやダンベル運動、スクワットに腹筋など家の中でできる運動はたくさんあります。ラジオ体操もかなりの運動量があるそうです。毎日続けられる運動を取り入れたいですね。また、家事も立派な運動になります。家事も運動と思えば楽しくできるかも?
帰省で久しぶりに会う友人や親戚に「ちょっと太った?」なんて言われないように、夏太り解消に努めたいですね。